こんにちは、まーさんです。登山初心者の私が、必要だと思うもの、ズバリ ”ヘッドライト” です。
初心者で登山する場合、さほど必要とは思われないかもしれませんが、いやいや これが あると色々と助かることがあるのです。初心者の私も基本的には、15時までに下山というルールは、きちんと守るようにしておりますが、日が短くなる時期においては万が一、寄り道や、予期せぬアクシデントに巻き込まれて、下山が遅くなってしまうというハプニングがあるかもしれません。
慣れた山においても、暗くなってしまうと普段とは勝手が違ってくるものです。
そんな時に ”ヘッドライト” があると安心できるというものです。

選ぶポイントは何だろう?
給電方式について
ヘッドライトのバッテリーの給電方法は、大きく3種類に分類できます。
1.電池式
2.充電式
3.充電及び電池両対応式
それぞれに、メリット、デメリットがありますので、みていきましょう。

1.【電池式】
○価格が安い。充電忘れがなく、ストックを準備しておけば、登山中の電池切れにも対応ができる。
×電池の消耗とともに、100%の性能が発揮できにくくなる。気温の変化を受けやすい。電池購入費用が必要。
2.【充電式】
○充電されていれば、最大光量を引き出しやすい。気温の変化に影響を受けにくい。ランニングコストが安い。
×価格が少し高い。充電忘れをしてしまう危険性がある。登山中の充電切れの場合対応できない。
3.【充電及び電池両対応式】
○電池式と充電式のデメリットを、補うことができる。予備の電池があれば、万が一のバッテリー切れに対応可能
×価格が高め。重量が少し重くなる。
ルーメン数とビーム調整方式を確認しよう
ヘッドライトの明るさを示す単位の一つが ルーメン です。商品を選ぶ際は、この ”ルーメン” という数値が一つの目安となります。また、ビーム方式も近距離から遠距離照射に調整可能なものを選ぶようにしましょう。
注意が必要なのは、ルーメン値は大きくなるほど、明るくなっていきますが、ライトの照射方法により、同じルーメン値の商品でも見え方は違ってきます。同じルーメン値のライトで、対象物を広範囲で照射した場合と集中して照射した場合は、対象物は集中照射の方が明るく見えます。
例えば、会議で使うレーザーポインターを考えてみると、光が広範囲に拡散してしまうと目的物を指し示すことができません。レーザーポインターは、光を1点に集中させるから明るい光で、目的物に照射できるというわけです。
ルーメンにおいては登山の目的にあったルーメン値とビーム方式が調整可能なものを選ぶようにしてください。
日帰り低山登山向けのライト
日帰り低山登山においては、基本的にはライトは使わない前提であり、性能においても、さほど高性能の商品は必要ないかと思います。ただ、万が一を考え、ある程度の性能は必要です。ルーメン値でいうと50〜100lmの間で検討するようにしておけば大丈夫だと思います。朝駆けや夜間の行動を考えるのであれば、最低でも100lm以上 あるといいと思います。
メーカーは、いくつかありますが ペツル・モンベル・ブラックダイアモンドなどありますが、ペツルの商品をいくつか紹介させていただきます。
【ペツル タクティカ】E093HA (300lm) ●照射距離10〜65mまで3段階調整 ●照射時間(2h~120h)●乾電池仕様※別売のリチャージャブルバッテリー『コア』の両方に対応します。
【ペツル ティキナ】E091DA (250lm) ●照射距離10〜60mまで3段階調整 ●照射時間(2h~120h)●乾電池仕様※別売のリチャージャブルバッテリー『コア』の両方に対応します。
【ペツル アクティック】E099FA (350lm) ●照射距離8〜80mまで3段階整 ●照射時間(2h~120h)●乾電池仕様※別売のリチャージャブルバッテリー『コア』の両方に対応します。
最後に
日帰り登山においては、いつ必要になるかわからないものですが、登山を安全に楽しむためには持っていた方がいいアイテムになります。登山以外においても、災害時や暗闇での作業においても、きっと活躍すると思います。あなたも検討してみては、いかがですか。
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